対応その2

無視はお勧めできないと書きましたが、続いて私のおすすめ対応を書きます。

 

それは、しっかり話を聞いてサクッと断る・・・これです!

 

いやいやそんなこと出来ません。話聞いたら断りにくいんです。
・・・という声が聞こえてきますね。

 

でも断り方を知っていれば、気持ちに余裕をもって話を聞けると思います。

 

断り方は後で書きますが、話を聞くメリットはこれです。
(断り方だけ見る人は下の方の本題を読んでください。)

 

・何をしに来たのかしっかり理解できる。
・話を聞いて断られれば、訪問販売員は納得できる。
・納得してるから気分良く帰ってくれる。←これがこちらの最大メリット
・しばらくその業者は来なくなる。

 

デメリットは5〜6分の時間ロスです。

 

私がいた会社では、10分会話出来れば、その家はアポだ!と言われていました。

 

世間話だけ話しても無理ですが、私も目的を持った会話で10分話せればアポになると思います。
それはなぜか?
その人は会話が成立する人だからです。

 

私が訪問販売をやっている中で感じたのは、会話が通じる人は結構少ないということでした。

 

どうやって断ろうかと必死に考えているのでしょう。全くこっちの話を聞いておらず、会話が成立しない方が多いのです。

 

会話が成立しないと、理解してもらうために無駄な説明が増え、時間ばかりかかります。
これはお互いにとってマイナスでしかありません。

 

しっかり聞いて、必要ないとわかった時点でサクッと断りましょう。

 

私がやっていた訪問販売は外壁の塗装でした。
塗装は家を持っている人ならば、家を維持するために必ず行わなければいけない工事なので、私と今契約しなくても、どこかのタイミングでやるもんですし、外壁塗装の9割以上は訪問販売なんです。

 

そういう意味では、今やらないとしても話を聞いて情報を集め、今後適切なタイミングで、最適な業者に頼む為に話を聞けばいい。

 

これ以上話は聞かなくてもいいと思えればその時点で断ればいいと思います。

ここから本題です。

 

 

それではその断り方ですが、
話はもういい。と思った段階でこう言います。

 

「あなたが言っていることは十分わかりました。」
→これ以上の説明を拒否するため今までの話を受け入れます。

 

「でも、ある事情があって今はお断りします。」
→はっきりと断ることを伝えてください。曖昧な表現ではダメです。あなたは悪くない。こちらの事情です的な感じで言うと◎です。

 

「こちらの状況が変わるかもしれないので、また来年来ていただけますか?」
→来年と言ったことで、営業マンは来年の見込み客が出来たと気分よく帰ってくれます。
 入社間もないアポインターや、長い目で見る地元業者ならここで終了です。

 

上記以外の営業マンならどんな事情かを聞いてきますが、言えないと言ってください。
断る事情なんていろいろありますが、どんなすごい事情があったとしても一流営業マンなら解決できるからです。

 

なので、必ず「言えない」で通してください。
それでも聞いてきたら、こうです。

 

「あなたとは永いお付き合いが出来ると思ったから来年来てと言ったのですが・・・」
→これで常識のある営業マンなら雰囲気を察して引いてくれます。

 

それでも諦めてくれなければ最終手段です。(ここまでの状況になるのは二流以下です。)

 

「お断りしたので、特定商取引法に違反しますが、まだ話をつづけますか?」
→訪販業者は教育で特定商取引法という言葉が出たら即帰るよう指導されています。

 

特定商取引法に再勧誘の禁止という項目があります。
消費者が訪問販売員に対して明確に断っているのに、そのまま勧誘を継続すること、その後改めて勧誘することが禁止されています。

 

それでも帰らない三流営業マンには会社名と名前を確認した上で
「警察に通報しますよ」と言ってください。

 

最終手段を使う状況になると、こちらも感情的になってしまいそうですが、相手を刺激しないように冷静に対応してください。

関連ページ

対応 その1
こうすればいいって書いているサイトが多いですね。
対応 その3
この方法もまあまあアリです。

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